性病とはセックスによって、感染する病気のことを性病と言います。
1999年に感染症法が施行され、正式には「性感染症」あるいは「STD」と呼ばれています。
一昔前までは、風俗など体を売って商売する人のかかる病気として認識されていましたが、性の低年齢化や不特定多数の異性とのセックスが行われている現代では、多くの方にとって身近な病気となりました。
性病の感染者数は年々増加しており、平成24年では感染者数の最も多いクラミジアだけでも24,530人もの人が医療機関にて感染症と診断されています。
性病の種類によって感染のしやすさはあるものの、男性・女性ともに性病になる危険性があるのです。
現在は、性病の感染者数の増加に伴い、厚生労働省や各保健所などでも啓発運動が活発に行われています。
性病の原因となる病原体の多くは、精液や膣分泌液、粘膜に存在します。
性器や口腔、傷口、肛門などに病原体が付着することで感染しますが、接触しただけで感染してしまう性病も多くあります。
自分が病原体を持っていなくても、相手が誰かから移されてしまっている可能性もあり、一人では防ぎきれないのが現状です。
また、特に現在はコンドームの利用率が低下しており、また、パートナーに対して装着を促すことができない女性が多いことから、性病への感染リスクは高くなっています。
性病の怖いところは、自覚症状の出ないことが多くあるということです。
おりものがいつもと違う、性器に痒みが出るなどの症状が代表的ではあるものの、症状が軽かったり、症状出ない人もいるなど個人差が大きいため、自分では感染していると気づかずに男性に移してしまっていることが多くあります。
また、病原体によっては潜伏期間(感染から発症するまでの期間)が長く、その間に相手を感染させてしまう可能性もあります。
そのため、「症状がないから感染していない」「若いから大丈夫」という先入観を捨て、不特定複数の異性とセックスをした、性器に違和感や症状があるという場合には、性病の郵送検査を行うことをおすすめします。
また、結婚前や付き合う前にはパートナーと一緒に検査を受け、安全に性生活を送れるようにしましょう。